あ、どうも主人公です

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それから教室に戻り自己紹介が始まった。 みんな適当に紹介していくなか突然教室がざわついた。 その時紹介していたのは、 「風見桜です。これからお願いします」 風見という女子だった。周りがざわつくのも無理はない。それくらいの美少女だった。 それから程なくしてまたざわついた。 「白沢海です。よろしくお願いします」 次は美少年だった。中性的な顔に紳士的な口調。女子がざわつくはずだ。 俺の番か。 「どうも、東空です。よろしく」 『ざわざわ、ざわざわ』 『あの人もカッコいい!!』 『このクラス当たりね!!』 なんとなくこうなりそうな気はしていたが……やっぱり慣れない……/// そして最後の一人でまたもやざわついた。 「紅葉文です。よろしくね♪」 そこには元気で明るそうな美少女がいた。 「これで終わりだな。よーし、今日はこのまま解散だ。明日から二日間テストがあるからな~。範囲は中学までの内容だ」 担任の適当な連絡で今日は終わった。
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