プロローグ

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「返せっ!返せよっ…」 『・・・・』 「返せよっ…あたしの……」 泣き叫ぶことしか出来ない私に もう、戦う力なんて残っていなかった。 「あたしの大切な…大切な親友をっ…」 『・・・・・』 「返してくれよっ…頼むから……」 どんなに涙を流しても どんなに声を張り上げても もう、戻ることは出来ないのに…
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