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幼馴染「なら読まなきゃいいんじゃないの?」
男「お前、それ言ったら話が終わっちまうだろうよ・・・・・」
幼馴染「終わればいいじゃない」
男「冷たいなぁ、お前」
幼馴染「だって興味ないもの」
男「ばっさりですね・・・・・」
幼馴染「興味ないからね。んで、それで話は終わり?」
男「・・・・・おう」
幼馴染「結局何が言いたかったのよあんた・・・・・」
男「なんつーか、俺が言いたかったのはもっと独創性のある話を書けってことなんだよ!目玉飛び出るくらいの!俺はそういうのが読みたいんだよ!」
幼馴染「そんなに言うなら自分で書けばいいんじゃないの?」
男「!?」
幼馴染「そうしたら、読みたいものが読めるんじゃないの?」
男「お前、天才か」
幼馴染「急にあんたの頭が心配になったわ私・・・・・・」
男「よーし、そうと決まればさっそく書くぞ!」
幼馴染「はいはい、頑張ってね」
男「おう!」
幼馴染「・・・・・ねぇ、男」
男「あ?」
幼馴染「興味はないんだけどさ、それ書けたら見せてよ」
男「えっ・・・・・・」
幼馴染「その、なんていうか・・・・・あんたが書いた話ってのも、ちょっと見てみたいなーって・・・・・」
男「幼馴染・・・・・」
幼馴染「か、勘違いしないでよ!?別に他意はないんだからねっ。ちょっと気になるかなーって思っただけで・・・・・」
男「・・・・・わかった、じゃあ書けたら見せるよ」
幼馴染「うん、じゃあ待ってるわ」
男「おう、待たせるわ」
幼馴染「ま、精々頑張りなさいな」
男「うおおおおおっ!燃えてきたぁぁぁぁぁ!」バンッ!
幼馴染「だから机叩くなって言ってんでしょうがぁぁぁぁぁ!」バシンッ!
男「フェブラリッ!!」バタン・・・・・
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