どうしようもない俺

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これはまだ、俺が馬鹿なことをしていた頃の話―― 中学2年生冬 大輝のことを好きだと気付いた俺は、このどうしようもない気持ちをどこへ持っていけばいいのかわからなかった 幼かった俺が出した答えは、浅ましく馬鹿らしかった (女遊びしてりゃあ、ちょっとは気が紛れる…) そう、女遊びをし始めた それとなくモテていた俺は、女をとっかえひっかえし、毎日のように女の子と遊び回った (おいレイ、お前何考えてんだよ!) (れーちゃんっ、もう女遊びはやめよう…?) 俺の行動を把握した俺の2人の幼馴染みは、俺を止めようとしたが女遊びをやめなかった だいたい、想い人の大輝に止められると、なんだか虚しくなって、さらに女遊びは激しくなった _
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