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そんなある日、いつもと同じく女の子とどこかに遊びに行こうとしていると、たまたま部活途中の赤司と会った
赤司とは同じクラスだし、大輝の部活を見に行ったことがあるから、何回か話したことがあった
「白羽」
「あ、赤司練習か?
がんばれなー、それじゃ」
目が合うと、赤司が俺の名前を呼ぶ
こいつの目は嫌いだ
何もかも、見透かされそうな気がして…
だから俺は、あまり目を合わさずに赤司の横を通りすぎた
「白羽、君は一体何をしているんだい?」
女の子と一緒に赤司を通りすぎて、そう距離も空いてない頃
赤司が俺に一つ問いかけた
俺はゆっくりと赤司を振り返る
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