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目覚ましがなる。。 慌てて飛び起きる。。 シャワーを浴びて化粧をして、スーツに身を包む。 「朝ごはん食べる時間ある?」 もうさぁ、 「ミナト…うちで雇いたいくらいだよね。。」 ごはん。焼き魚。玉子焼きにお味噌汁。 「僕は雇ってもらってもいいけどな。」 「ちょっと考えとく。ってかミナト学校は?」 「行くよ。」 にっこり笑うミナト。真意が読めない。 「ふーん。いくら有名高校だって、単位とか知らないよ。テストとか大丈夫なの?」 ちょっと意地悪で言ってしまったら、少しだけミナトの顔が固まった。 あっ…ヤバイと思ったら。 ミナトはまた笑って 「単位もテストも大丈夫だよ。僕、けっこう特別待遇だから」 特別待遇に、けっこうも何もあるのだろうか。 「そう。だったらいいんだけど。」
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