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夜の街
人影の無い路地裏で2人の女の子がいた
月明かりに照らされた彼女たちの身体は血が流れ明らかに重傷をおっていた
「たいみんぐがわるいですわ」
ブロンドの少女が苦笑いを浮かべながら話しかける
「全くです
少しは空気を呼んでもらいたいものですね」
銀髪の少女は暗闇の先をにらみつける
その先から人とは思えない"もの"がこちらへ歩いてくる
その様子を見て銀髪の少女は笑顔でブロンドの少女を見る
「アンナ、貴女といた毎日は楽しかったです」
一瞬驚いた表情をアンナは見せたがすぐに笑顔になり
「えぇ、わたくしもあなたといたのでたいくつしませんでしたわ」
そうしている間に奴は目の前まで来ていた
彼女たちは笑顔のまま目を閉じる
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