Episode 2

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「愛佳ぁ~、花帆ぉ~、どこ行ってたのー?」 「心配してたんだよぉ~」 教室に戻ると、クラスの女子に囲まれて、次々に聞かれた。 面倒くさい奴ら・・・と思いながらも私と花帆は笑顔で 「ちょっと1年がどんなか見てきたー」 「意外にイケメンいたよー♪」 と答えた。 するといきなり、ガタッっと立ち上がった奴がいた。 風雅だ。 「このオレよりかっこいい人間なんて存在しないっ!!!!」 きたよこの超オレ様発言。 「はいはいそーですねー」 こういうのは適当に流しておく。 風雅の性格は確かに超オレ様だけど、私と花帆にだけは頭が上がらない。 何故かって? そりゃぁもちろん、私達の方がもっとキツイ事を言うからですよ。 ってな訳で、風雅撃沈・・・(笑) 「また自爆したなw」 机に座っている秀汰がクールに言った。 「秀ちゃぁーん、そーゆー事言わないでよぉ(泣)」 「その呼び方やめろ。 キメェ・・・。」 「すいません・・・」 あ、忘れてた。 風雅は秀汰にも言葉では勝てない。 親友なんだけど、どっちかっていうと「主人とペット」みたいな・・・(笑)
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