序章

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僕には兄が一人いる。 兄はれっきとした本妻の子供。 年齢は15歳。 僕と同じ年齢。 でも彼が僕より早く生まれたので、兄さんと呼んでいる。 名前は光 天(コウ テン) 光財閥の跡継ぎとして、3歳の頃から魔力と武道の英才教育を受けている。 僕は跡継ぎじゃないから、ほったらかしだった。 英才教育なんてぞっとするよ。 兄さんに同情する。 僕は自由を満喫していた。
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