プロローグ!つまりは始まりっ!

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そこにはそれぞれ、嬉しそうな顔をしてる三人とその親が受験番号の前で立っている写真が三枚。 受験番号で記念写真……。 それが普通なのかな? 浩輝は一人で見に来たみたいだし、俺と親父はそんな性じゃないけど。 それを見た浩輝が、 「おお!やっぱ受かったか!んじゃ、お祝いに皆でどっか遊びに行ったりするか!」 なるほど、それはいいかもしれない。 「親父、金はあるよね。じゃあそうと決まれば早く皆と合流して行こう!」 「え……いや……まあいいか。せっかくだしな。」 というわけで、三人のとこに向かう。 とりあえず、親しかった友達は皆同じ高校に進学。 中学の時みたいに、いつもどうり楽しい日常を過ごせるだろう。 ……そう思ってた時期が俺にもありました。 本当に、この学校に受かったのは運命なのかもしれないと、後で思った。
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