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『では、私の話はここまで。皆さん、新入生として頑張ってください。』
あ、やっと校長の話終わった。
『それでは、入学式を終わります。クラスごとに教室へ戻ってください。』
そして新中一から外へ出ていく。
この学校、新中は200人ほどいるが、新高は50人ぐらいしかいない。
改めて自分が受かったのが不思議だ。
学年にクラスは5組あり、新高は1クラス約十人ずつに分かれることになるが、なぜか知り合いはみんな同じクラスという。
そうだ、いまだに未登場の二人の紹介を。
熊野御堂陣(くまのみどう じん)。
天才。イケメン。性格良い。一応常識あり。
つまりは完璧。
なんてこったい……。
って感じの少年です。
浩輝の友達だったらしく、友達の友達は多分友達ということで、今に至る。
葉月綾香(はづき あやか)。
天才。可愛い。性格良い。常識あり。
つまりは完璧。
……なんだ!?俺の周りには完成形しかないのか!?
いや、浩輝がいたか。
優奈の友達だったらしく、友だ(略)今に至る。
まああの5人で集まってると、浩輝と俺だけ……ちょっと、うん、あれなんだよ。
なんかね?そう、あれ、なんか……疎外感?うん、なんかそんな感じがたまにするわけです。
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