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さて、なでしこジャパンは初戦から2日経ちました。朝の街はおだやかで、一大イベントが行われていることが信じられないほどの静けさです。いよいよ明日、第2戦のスウェーデン戦が行われます。
スウェーデンは、今回のグループリーグの中ではFIFAランク最上位の4位。1996年に女子サッカーが五輪の正式種目となってから5大会連続出場を果たしている北欧の女子サッカー大国です。
通算成績は4勝2分4敗の五分ですが、ここ数回の対戦では日本(ランキング3位)が勝ち越しています。昨年のドイツW杯準決勝では日本が3―1で勝ち、今年6月の強化試合でも、1-0と勝利しました。
宮間選手はスウェーデンについて、ここ数試合勝っていることについて「私たちと対戦するときに、うまく私たちがスウェーデンの良さを消せているのか、彼女たちが自滅しているのかはわからないのですが、他の国との対戦ではかなりいいサッカーをしている印象です」と、ゲームメイカーらしい視点で相手を分析していました。
怖いのは、「女ズラタン(イブラヒモビッチ)」の異名をとるFWシェリン選手。女子チャンピオンズリーグ(ヨーロッパNo.1のクラブを決める大会)で2年連続優勝中のリヨンのエースです。昨年のワールドカップで体調不良ながら、2ゴール2アシスト。25日の南アフリカ戦では、相手DF3人をスピードで振り切ってGKの逆をつく離れ業を見せていました!
そういう選手には、日本の持ち味である「数的優位」を作って、2人でしっかりと守れば問題ないでしょう。それに、大会が始まると、試合を重ねていく毎に調子が上がっていくのもなでしこジャパンの良いところです。パスワークや攻撃のリズムが少しずつテンポアップしていくことを期待しています。
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