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この試合での日本の注目選手は、大儀見(旧姓:永里)優季選手。海外の体の大きい相手にも、彼女は決してボールを奪われることなく、キープすることができます。
また、なでしこジャパンのFWの中でもゴールを決めることへの想いは人一倍強い選手だと思います。
というのも……普段はドイツ女子リーグ1部の強豪ポツダムでプレーしていますが、「11人全員で点を取ろう」というスタイルの日本に比べて、ドイツでは「FWは点を取ることが仕事」という役割分担がよりはっきりしています。
そこで、彼女はゴールへのプロセスについて、2年間半、自分と向き合って自分なりの答えを出したようです。ドイツに渡って半年経った2010年夏、彼女はブログにこんなことを記していました。
「ゴールに至るまでのプロセスは何万通りもあるでしょう。すべてのプレーはゴールを奪うための準備にしか過ぎません」(2010年7月30日オフィシャルブログ)
そして、毎日続けてきたサッカーノートに毎日感じたことや発見したことなどを書き続け、2年間のリーグ戦の中で、1年目は11試合出場6得点。2年目は18試合に出場して10ゴール5アシストと、目に見える数字でその成長を見せてくれました。
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