二章

5/29
前へ
/139ページ
次へ
――― ―― ― 「ここが抄華の部屋だよ」 「うわ…広いですねー!!」 先輩に連れられて来た部屋は9畳一間の日当たりのいい部屋だった。 家具や荷物は家にあった必要最低限のものを、数日前に運んでおいた。 「疲れただろ?夕飯までは休んどけよ」 「ありがとうございます」 パタンとドアの閉まる音を聞いて私はベッドへとダイブした。 「…新しい生活、かぁ…」 なんかマンガの世界みたいだなぁとのんきなことを考えてると、瞼が重くなっていった、 そして、私は夢の世界の住人になった。
/139ページ

最初のコメントを投稿しよう!

237人が本棚に入れています
本棚に追加