家の前でネコを拾ったんだが

｢……ネコ｡｣

俺は 樋口 悠兵(ﾋｸﾞﾁ ﾕｳﾍｲ)｡

何の変哲も無い､高校２年生だ｡
成績は中の下｡ 運動神経は中の中｡

正義の味方になりたい訳でも無いし､学園都市に通っている訳でもない｡

本当に至って普通の高校生だ｡ ただ｡

性格が｢紳士｣なだけ｡ 勿論､悪い意味で｡

ロリコン？ ああ｡ 確かにロリは正義だ｡
色とりどりのランドセル｡ 様々なタイプのスカート｡
それを揺らして小走りに道を行く姿を見ると､抱き付きたくなる｡

正直たまらん｡

だがな､俺は他の紳士達より一味､違う｡
俺はな｡

　　　　　ショ･タ･コ･ン･(ﾊｧﾄ

ドン引きなお前ら､よく考えてみろ｡

落ち着いた色合いの短パンから伸びる､すね毛の無いツルツルの脚｡
絆創膏が似合う､膝小僧とむにむにの頬｡
ツンツンの髪は案外柔らかく､まるで猫のような触りごこち｡

服だって､パーカーも､半袖Ｔシャツも似合う｡
Ｙシャツだって大人な雰囲気を醸し出し､着こなせる｡

ショタのヴィジュアルがどんなに素晴らしいか分かっただろう｡
性格はと言えばだな｡ 何ともお得に､
生意気盛り､悪戯っ子､泣き虫､お馬鹿､勇敢､おっとり､クール､ツンデレ､ヤンデレ､クーデレ､ヒョウデレ...etc.

荒みきってレ〇プ目で喧嘩に明くる毎日を過ごしている孤独な奴だってショタになったらほら可愛い!!　ほら萌える!!