第一章

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「困ったなぁ………」 京のとある場所、男物の着物を見事なまでに着こなした少女が、腕組みをしながら眉間に皺を寄せて呟いた。 この少女の名は吉田鼠(よしだねずみ)。 そろそろ行動に移さなければ…… あの人達の感はするどいから、怪しまれてしまう…… 全てを上手く運ぶには、どいしたらいいのだろうか、本当に困ったなぁ……。
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