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由菜は柊を押しのけると何処かに走って行った。
『ハァ…ハァ…つっ……うっ…何処に行っても……男は…あっ…うっ…』
走りながら由菜は泣いていた。
暫く走っていたら湖にたどり着いた。そこには柊みたいな美形な鬼達がたむろっていた。
『!!…あっ……あ…鬼…』
ガサッ!!
ポキッ!!
由菜は鬼を見たとたん後退りをして逃げようとしたが運悪く枝を踏んでしまい音が鳴った。
『!!誰だ!!……人間の女がいるぞ…』
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