14人が本棚に入れています
本棚に追加
『さっきは“助けて”“生きたい”って言ったのは誰だ?そして誰かさんを助けたのは誰だったけな?』
柊はイタズラっぽく笑っていた。
『……っ……!…確かに…助けてって…生きたいって言ったけど…貴方の言いなりになるとは言ってないわっ!!!!』
柚菜はそう言うと単のまま部屋を飛び出して行った。
…なにが鬼の王の嫁に
なれですって!?
柊馬鹿なんじゃないの!?
私は…ただ…いてはいけない
存在だから…
消えたかっただけなのに……
柚菜は涙を流していた。
最初のコメントを投稿しよう!