鬼の王

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ダダダッ……! ドンッ!!!! 『きゃぁっ…!!』 『いってぇ!』 柚菜は廊下の回り角で誰かとぶつかって二人ともしりもちをついていた。 『…いってぇ……っ…!?…人間の女?…あぁ…柊が言ってた……大丈夫か?』 『!!…触らないでっ!!』 パシッ!!! 柚菜はぶつかった鬼に差し伸べられた手を強く払った。 『!?…おいってめぇっ!!!柊と何があったか知らねぇーがその態度は生意気すぎんじゃねぇーのか!!?』
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