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『…えっ?……』
柚菜が目の当たりにしたのは……銀色の肩まである髪に角が生えた美しい鬼が横たわっていた。
『…綺麗な鬼……』
柚菜は怖がるどころか近くに寄って行った。
『……!!怪我してる……でも薬はないし……止血ぐらいなら…』
柚菜はそう言って自分の着ている着物の袖を破って止血をした。
『…こんなもんかな?…大丈夫かな?鬼が目を覚ます前に行こう……』
柚菜はそう言って立ち上がった。
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