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その時だった。
『おっ!!上玉見~つけた♪』
『えっ?』
柚菜の後ろにいたのは盗賊だった。
『!これまた良いもん見つけたなっ!!美人だし…売る前にヤるか?』
『『いいなっ!!賛成だぜ!!』』
『!!』
柚菜は身の危険を感じて走りだそうとしたが止めた。
『(……いっそのこと…殺してほしい…汚れた体……醜い体…誰からも必要とされていない自分………逃げる必要があるのか?)』
柚菜は下をうつ向き動かないでいると……
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