変わらない非日常

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洗面所で顔を洗いリビングで朝食とりながらテレビでニュースを見ていると妹があること言い出した 「最近近所で殺人事件があったんだって」 「へ~…どこらへんで?」 「なんか……◯◯◯で」 結構近い距離だな……ここら辺で事件なんて世の中も物騒なってきたもんだ 「お前きよつけろよ夜道の一人歩きは狙われやすいから」 「大丈夫だよその時はこのスタンガンで殺っちゃうから!」 …………大丈夫そうだな…ってか… 「そのスタンガン…どこで手に入れた!!」 「へ?お母さんがくれたよ誕生日プレゼントに」 母さんは誕生日になんてもん渡してんだ 「お母さんが「夜道危険だからこれ持ってたら安心だから…あと史也が襲ってきたときに殺っちゃいなさい」って言ってた」 あのババァ…実の娘になんてことを言ってんだ!そもそもなぜ俺が妹を襲うと思ってんだ俺はシスコンじゃねぇよ! 「なんでお母さんはお兄が私を襲うと思ったのかな?お兄なんで?」 「……えっとだな…その…なんだ……」 マイシスターよ君が知るにはまだ6年程早いんだよ…… 「…あぁ!この話は終わりだ俺はもう行くからな!」 そう言って食器を片付けカバンを持って玄関にむかった 「あ~待ってよお兄!私も一緒行くんだから」
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