0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
君が笑った顔が見たい
君の怒った顔が好きだ
何気ない日常の何気ない会話が俺の心に響いてくる
俺は人が信じれない
それでも君を信じたい
どんな金よりも
どんな地位よりも
君だけを求めてる
夜眠りにつくと
また君の顔が浮かんでくる
その君はすぐに消えてしまう
消えたあとに残るのは
真っ白い部屋と真っ黒な扉
そこにいるのは誰?
なぜ泣いているの?
『俺』の声は届かない
そしてまた朝が始まる
なぜこんなにも物足りない
心が何かを求めてる
それは確かなものではなく
言葉で表せれない何か
扉の向こうの『僕』は
『俺』を見て何を思う?
君と過ごした日常も
君と歩いたあの道も
全部心に残ってる
全てが愛おしい君が
俺の心に響いてくる
人を信じなかった俺
優しく導いてくれた君
なぜ俺は何もしてやれない?
なぜ辛いのは君ばかり?
胸の奥に何かが突き刺さる
夜の夢は今日も同じ
君が消えて『僕』の扉の前に立つ
『俺』はまた繰り返すのか?
先に見える光はどこだ?
あの暗闇を照らす光は…
どこまでも深い闇の中
『俺』は君を探してる
別れた訳じゃないのに
こんなにも不安なのはなぜ?
人は俺を『弱い』と笑う
人は俺を『強い』と笑う
本当の俺はどっち?
弱さも強さも紙一重
君の光は暖かい
太陽のように暖かいんだ
『俺』はきっと月なんだろう
君の光で輝く月
真っ白い部屋の中
君を連れて歩く
真っ黒い扉の中
光を待ってただ俯く
扉の外の『俺』も
扉の中の『僕』も
君の光を待ち続けてた
君の光で僕らは目覚める
最初のコメントを投稿しよう!