氷の姫様

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愁「…って、俺熱あったの?」   「「………」」 二人して無言。 え、何。 千尋ははぁ、と溜め息をつき、手に持っていたお粥と水と粉薬を置く。 …千尋さんこんなん持ってたんだ。気づかなかった。(似合わなすぎてスルーしてた) 千尋「食え、飲め、寝ろ。」 龍之介「そしてヤッちまう?ふはっ、旦那最高っ」 素敵な四拍子だ!!とか叫んでる龍之介。 それに対し、見事にスルースキル全開な俺と千尋さん。 お前何しに来たの、本当に… もうさぁ、 愁「お前還れ」 千尋「お前逝け」 見事に息ピッタリだ、まじか。自分を褒めてやりたい。 龍之介「やーですよ!!俺は若のお世話係なんですからーだから態々この学校で保険医なんてしてるんですっ」 因みにこいつの入っている組の若ってのが俺。それでずっと昔からお世話係と言う名の雑用をしているのが龍之介。現在26歳。
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