氷の姫様

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千尋「じゃあ黙ってろ。息吸ったら殺す」 龍之介「俺に死ねって?!死ねって言ってるんですかっ?!」 愁「煩いんですけどー、俺布団もふもふしてたいんだけどー」 千尋「薬飲め。」 龍之介「若、粉薬嫌いですからねぇ?旦那ったらドSなんだから!!」 …もうやだ。 寝るぞ。俺は寝る。 現実逃避?ですが何か問題でも? だって、粉薬って 愁「苦いんだもん…」 あ、やばい。思い出したら涙出てきた。 千尋「…っ」 龍之介「もー若ったら、我が儘はいくないですよー?千尋さんの息k…痛い!!痛いって!!」 少し頬の赤い千尋が龍之介の腕を捻りあげる。 千尋「…、急用が出来た。大人しく、それ飲めよ?そしたらご褒美やるから」 ポンポンと愁の頭に手をのせ、笑顔で言う千尋。それに真っ青になる腐男子Aならぬ龍之介。 うわぁ、真っ黒な良い笑顔だなぁ! 助けを求める腐男子Aなんて知らないよ?巻き添えくらうのは勘弁。 愁「分かったよ」 粉薬は嫌いだけど、ブラック千尋さんよりマシだと思うのです。
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