喧嘩はお外で

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愁「…如月愁です」 俺より小さいから、一応対応しておく。 俺だってね、平均はあるんだけど、周りが巨大なんですよ。茜は別として。                    …はははっ…はぁ。                     一葉「…あの、大丈夫ですか?」 愁「気にしないで。それと、その(無意味な)変装解いた方が良いよ、此処は特殊だ」 龍之介「愁くーん!!ストップ、ストップ!!」 保険医キャラバージョンな龍之介が木から下りて来た。その首に下がっているのは望遠鏡…。 何をしてたかなんて一目瞭然で。 愁「何、龍之介煩い。てか覗いてただろ」 愁が睨むといつもは冗談を言ったりして色々誤魔化すのだが、今日は違った。 龍之介「 王 道 なのに!!せっかくのフラグ折らないで!!」 …王道?あぁ、前なんか一人で永遠と暑苦しく語ってたやつか。 愁「俺は物体A(顔見えないし)にキスなんてしたくないし。敬語腹黒眼鏡男子じゃないしね、俺」 しらっと言った愁に龍之介は涙目。 龍之介「ぶ、物体…だと?」 愁「現実そう甘くはない」 総受けなんて、俺を捲き込む腐男子(龍之介限定)なんて滅びてしまえ。
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