第二章

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その後、母さんの研究所でいるのもどうかということで自宅にいるのだが…、 「ここが、お兄ちゃんの家かー」 と、目をキラキラさせながらあちこち見ている少女… 「ちょっとこっちに来なさい」 「?」 頭の上に?マークを浮かべてこちらを見つめる少女。 「いや、そんな顔されても…で、君の名前は?」 「無いよ。識お兄ちゃんに決めてもらえって小春さんが。」 「…母さん、何考えてるんだよ…。ん~じゃあ、硝子でどうだ?」 「うん!!私の名前は硝子!!」 …こんなのでいいのか?…いいんだろうな。 「ところで、君は一体何なの?母さんが言っていた最高傑作ってどういう事?」 「分かんない…、木春に識が起こしてくれるまで機能停止させると言われたから…」 「じゃあ、何もわからないってことか…どうするかな…」 「私、またあそこで、寝ちゃうの?」 そんな、弱った子猫の様な目で見られると… 「し、仕方ないから、気が済むまで家に居ろ。」 「っ!!大好き!お兄ちゃん!!」 と、硝子は抱きついてきた。 これから、どうなるのかな…
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