第二章

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赫い、俺は倒れているのか?ここは… 俺の視界には腕や足が無い者、胸から下が無い者など数えきれないほどの死体が横たわっている。その死体の山の上に機械の部品で出来た歪な翼を持つ人影が写る。 その人影は両手に人だった物の一部を持ちこちらに近付いてきて、俺を覗き込む。その顔は…  俺? 「うわああ!!」 と、叫びながら俺は飛び起きた。 「はあ、はあ、夢…?」 なんだ?あの夢は… 「ったく、最悪の目覚めだ…」
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