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僕の言葉に何故か少女と男達は唖然としていた。
少女「え、え……?遅刻って……」
少女は言葉が詰まって何を言ってるのか分からなかった。
だいたいこの場面が王道だからって何で僕が助けることが決定みたいな顔をしてるんだ!
瑞「転校初日から遅刻はまずいんだ!いきなり不良のレッテル貼られたらどうしてくれる!?」
あれ?何だこの空気?
もしかして僕が悪いのか?え?え?クエスチョンマークが沢山出てくるんですけど?
「あ、分かった!……もしかして喧嘩弱いの?」
それはない。
なんたって僕は完璧だからな。
瑞「そんなにいうならかかってこい!このチビ女!」
僕が喧嘩弱かったらこの世の全ての人はアリンコだ。
「なんで私がアンタと戦うのよ!相手は今空気になってるこいつらだって!!」
「「く、空気……」」
瑞「だいたいなんでお前がえらそうにしてるんだよ!土下座しろ!」
「はぁ!?アンタに土下座するんなら私はこいつらについてくわよ!」
瑞「よし!解決したな!じゃ、僕は急ぐんで!!」
僕はそういって走るように逃げた。
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