暇人

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「ふぁあぁ…」 欠伸をしてなんとなく空を見上げる。 「あ…先輩…」 見上げた空の切れ端に大好きな思い人を見つけてしまった。 「話してみたいな…」 同じ部活とはいえなかなか喋れないのだ。 「今日先輩部活来るかな…。先輩の大太鼓みたいな。」 いつの間にか独り言を呟いていた。 「ちっはと!」 後ろから話しかけられハッ!と意識を取り戻す。
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