誰もいない

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夕方になっても気温は相変わらずで、身体中の水分を容赦なく奪っていく。だがセミ達はそんなのお構い無しで騒がしかった。 放課後は将生は部活なので1人で帰る。 だがまっすぐ家に帰るわけではない。いつものあの場所に寄るのだ。
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