誰もいない

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入学当初、クラスが同じになったときに一目惚れしてしまったのだ。おそらくほとんどの男子生徒が虜になったであろう。それくらい可愛い。 「およおよ、これは幸先がいいのではないか、優太君?」 ふざけた口調で将生が問う。 「ウッセ。」 俺は手をはらった。
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