10146人が本棚に入れています
本棚に追加
?「う、うさぎさんっ!!」
美少女は慌ててうさぎに駆け寄り、震える手でそっと抱き上げた。
ウサギ「今まで……ありがとうさぎ!」
最後まで決め台詞を忘れずに、うさぎは消えていった。
……これ、泣くとこなのかね?
?「そ、そんな……私のせいで…………」
相当ショックだったらしく、美少女はその場にへたりこんだ。
そして俺は、自分よりうさぎの方が上なのかと思いorz状態になった。
何で俺、悪役みたいになってるん?
寧ろ良いことしたじゃん。何、さっき戦場吹き飛ばした罰が当たったんか?
それから少しの間、互いに地に手を着いて落ち込むというシュールな時間が続いたが、先に立ち直ったのは俺だった。
リム「あのさ、1つ言わせてもらうけど、あの動物は俺の魔法だからwwww」
?「……へっ?」
リム「つまり、助けたのは俺。ぉk?」
?「…………何が目的?」
リム「へっ?」
?「理由も無いのにあなた達平民が私を助けるわけないじゃない」
リム「何で?」
?「はぁっ!?」
ヒドイwwww俺への態度がwwww
?「あなた、どんな田舎から来たのよ!?」
真っ暗な場所からきたぼっちですwwwwぼっちですwwww
大事なことだから2回言った。心が大洪水起こしてる。
最初のコメントを投稿しよう!