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竿が出来ると川岸に移動して釣り始めた
亜美は慣れた手つきで御飯粒を針にさして仕掛けを入れていった
涼も亜美の真似をして御飯粒を針にさして仕掛けを入れていった
「亜美あんまり前にいくなよ、落ち込むぞ涼君もだぞ二人とも泳げんだろう」
「俺泳げるよ少しならスイミングスクール通ってるから」
「ほうか、亜美も泳げるように習いに行ってみるか?」
亜美は顔をくもらせ
「いかない、泳ぎは学校や純くんに教えてもらうから」
そう言ってウキを見ている
純は亜美がお金を気にして『いかない』って言っていると思った
しかし亜美は母親連れで来る友達を見たくないからである
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