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二人は縁側に腰かけ麦茶を飲みながら
「純どうしたんな?筋トレなんか始めて」
「ワシな亜美の為に筋トレしよんよ」
「あぁ亜美の為に長生きするためか」
「それもあるけど亜美の運動会で保護者参加の競技出て他の若い父親より速く走って亜美を喜ばしたくてな」
「ほうか、でも無理はしたらあかんぞ!」
「わかっとうわ」
純は、そう言いながら麦茶を一口飲むと
「亜美まだきよんか?やっぱりワシらでは、寂しさうめたれんのかなぁ」
和尚は純の肩を叩いて
「何を言よんぞ、筋トレと一緒じゃ今日やって明日成果が出るもんでない気長に亜美が焦らんように見守ってやれ、お前も一回は子育てしたろうに亜美も一緒じゃ」
「ほうかのう…」
「それに亜美最近ボーイフレンド出来てよう一緒にあそんびょるわ」
「ボ…ボ…ボーイフレンド何処のガキな!」
「何を怒りよんな」
「亜美には、まだ早い!」
「ははは、すぐ嫁に出すわけでなし、ただの遊び友達じゃ」
「で何処の子じゃ」
「心配せんでも大丈夫や、そろそろ二人で来る時間じゃから見とったら来るは」
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