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「純く~ん」
亜美が叫びながら走って来た
「純くんどうしたん?畑は?」
「もう終わって和尚にお話あってきとったんじゃ」
そう言いながら純は和尚のほうを見て小声で
『筋トレは内緒で』
と呟いた
亜美が不思議そうに
「なに?」
って聞くと
純は慌てて
「亜美久しぶりに釣りに行くか?」
「う~ん…もうすぐ涼君来るし、純くん涼君も一緒に良い?」
「あぁええよ、ほな家に帰って仕掛け取ってくるけん涼君来たら石の橋の所に来なよ」
「うん♪わかった」
そう言って純は階段を降りていった
純は階段降りながらも
『涼君っていよったな…山川の家の子か…』
と一人ぶつぶつ歩いていった
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