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第五章 闇の皇帝
華奢な肉体。
体にフィットした黒く艶めく服。
手まで覆っていた。
涙を流している。
涙を拭う閻魔。
「虫…嫌いなんだな。」 黎明が笑いを堪えていた。
「…そうだよぉ…
あんなやつ…ダイッキライだ…
ねぇ、この辺一体焼き払っていい?」 とんでもないこと言った!!
…ん?
…閻魔があの時落ちた理由って…虫?
一人首を傾げるリュウカ。
『虫…が弱点じゃん…』 呟くように言ったリュウカ。
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