第五章 闇の皇帝

6/19
101人が本棚に入れています
本棚に追加
/320ページ
第五章 闇の皇帝 華奢な肉体。 体にフィットした黒く艶めく服。 手まで覆っていた。 涙を流している。 涙を拭う閻魔。 「虫…嫌いなんだな。」 黎明が笑いを堪えていた。 「…そうだよぉ… あんなやつ…ダイッキライだ… ねぇ、この辺一体焼き払っていい?」 とんでもないこと言った!! …ん? …閻魔があの時落ちた理由って…虫? 一人首を傾げるリュウカ。 『虫…が弱点じゃん…』 呟くように言ったリュウカ。
/320ページ

最初のコメントを投稿しよう!