第五章 闇の皇帝

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第五章 闇の皇帝 沙羅桜の力が宿ったまま。 沙羅桜の記憶と共にね。 闇ノ神は、生まれた閻魔に 小さい頃から、自分を作った者の事を話した。 そして 櫻花の血を決して絶やすなと。 僕が櫻花に手を出さない理由。 龍麗ちゃんも知らない事だから…内緒だよ?」 …………あんまり理解出来なかったな… 「そうだったのか。」 「初めて知りました…。」 二人とも理解出来たんだ… 『七天神って誰?』 閻魔を転生させた人? 「七人の神。 六道輪廻を作った始まりだよ。 何とか神ってつくひと達。 全ての始まりを作った神。」 …神様なんだ…。 破裂寸前なんだけど… 閻魔って奴隷だったの? 「閻魔…おまえのその首輪、なんなんだ?」 黎明さん…俺も気になるけどさ… ちょっと待ってください。 閻魔が肌身離さず付けている首輪。
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