第一章

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第四試験の内容は、武器を使わなければ何でもありのトーナメント式で行われる。 一三四の対戦相手、遠藤長太郎は空手の使い手。 一方の一三四はというと、一年生の訓練では合気道を専攻していた。 そして教官の合図と共に次々に試合が消化されていくなか、ある試合に注目が集まった。 それは優勝候補の一人で黒髪でロングストレートの橘和美。 その橘和美の眼光は鋭く相手に向けられていたが、相手の三木悟史もカポエイラの使い手でこちらも優勝候補の一人。 優勝候補同士の対戦で周りもかなり盛り上がっているが、勝負は一瞬でつく事になる。
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