第一章

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それから時間は進み格闘技試験は終了し結果はこうなった。 一位;剛力紫音【九十九点】 二位;橘 和美【九十四点】 三位;高嶺賢也【八十八点】 四位;遠藤長太郎【八十六点】 一三四は得点なしだった。 その結果に少し落ち込んでいたが、いつものように望遠鏡で空を見ていた。 するとそこへ一人の男が現れた。 「なぁ、毎日ここで何してんの?」 「えっ、あ、星を見てます」 またしても遠藤長太郎が声をかけてきた。 「へぇー星ねぇ。それはそうと明日の試験だけど試験内容は知ってるだろ?」 「はい、知ってますけどそれがどうしたんですか?」 「明日の試験は三人一組で行う試験だろ? だからみんな仲良い者どうしでチームを組んで参加するのが普通なんだよ。だけど君みたいに組む人がいない奴らは教官が勝手にチームを決めるだろ。だから俺が君とチームを組んでやるよ」
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