第一章

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一三四は大きく深呼吸をし的の一点を見つめ教官の合図を待つ………… そして教官の合図と共に一三四は的めがけて撃ちまくった。 そして十発全部撃ち終わった後、一三四の額から汗が流れ落ち拳銃を握る手のひらは汗でびしょびしょだった。 「はぁ、はぁ……」 十発撃つだけでこれだけの疲れよう。 一三四は、隅っこに座り込む。 (やっぱり駄目かぁ) 決して得意ではないが普段から訓練を受けて撃つ事にはなれていた。でも、試験ともなると緊張でいつもより上手くいかない。
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