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何事もなく過ぎていく筈だったその日は、2人にとって、特別な日になった。
「奈都美、突然ですまないが、要祭に行こう!!」
「……えっ?」
彼から急に言われた言葉に、私は驚いた。
驚きながら、何かあったのマスター、と言おうとしたけど。伸ばされた手を見ていたらタイミングを失った。
彼は私の手を取り立ち上がらせて、電気を消して。私達は部屋の外に出た。
何があってこうなったのか、私は今日の事を振り返るしかなかった。
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