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マスターの容姿はダンディーなおじさんではなく小柄な少女である。
先代マスターの娘であり、5人だけの組織の一員だ。
先代マスターはアポイタカラとヨーロッパ某国との戦争に巻き込まれ死んでしまった。
先代マスターよりも美味いお茶を淹れれるのでマスターの名を受け継いだ。のではなく名前を知らないので勝手にマスターと呼んでいる。
「じゃあ行っくよ~」
そう言ったジュウの後に着いていく。
向かったのはカウンターの裏にある隠し扉である。
扉の先は下へと続く階段がある。
簡単に言えば地下アジトだ。
入り口は一ヵ所しかないがアジトは広い。
まぁ5人が使うにしてはだが…
そして、これから向かうのはアジト内の研究室
完全にジュウの私物と化した部屋だが…
「予定より早く完成したのは、お前の力量のお陰だな」
「いやいやぁ、ボクちゃんはちょこっと調整と仕上げをしただけだよ。」
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