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桜が舞い散る中、新しい制服に身を包み
ここ月島高校の門をくぐる
あたし、望月波留。
何の特徴もない残念な女の子…
一つだけあるとすると、それは
腰まで伸びた栗色の髪。
他は至って普通の平凡な女の子。
今日は楽しみにしていた高校の入学式っ
この月島高校はお金持ちが入学するお嬢様学校
あたしの両親は背伸びしてあたしをここに入れてくれた。
お陰であたしはお嬢様としてこの学校に入学できる…
もちろん、私立の高校です。
他から見れば親不孝な子だろうが
あたしの両親はこの学校に入学するあたしを望んでいる…
だからあたしはこの学校に決めた
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