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私の言葉を聞いたおばあちゃんは、上機嫌でパパを送り出した。
──────
「はぁ」
おばあちゃんに案内された部屋は、一人で使うには大きい畳の部屋だった。
エアコンに扇風機、大きなテーブルにふかふかの座布団、私の部屋にあるのより少し大きめのテレビが置かれた埃ひとつ無い様な部屋。
こんな田舎じゃ、放送されるテレビ番組の数も限られてはいるが、無いよりはマシか。
何て考えながら、荷物を詰め込んだ、ボストンバックを無造作に畳の上に置く。
まだ、午後2時前。
暇だ。
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