脇役の日常

第4章

?『けて・・・すけて・・・誰か助けて』

少年は助けを求める。

何度も何度も少年は声を出す。

ﾊﾞｷｯ

?『うるせーな餓鬼が！!』

殴られた少年は吹き飛ぶ。

ﾄﾞｽｯ

腹を何度も蹴られ少年は喘ぐしかできない。

?『ｳｩ・・・ｳｧ』

何日も繰り返される内に少年は絶望した。

そして少年は歪んだ。

自分をこんなにまでした奴を必ずや潰す。

死ぬよりも辛い目に合わすと誓った。