まもりたいもの。後

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松「…俺が馨さんのことを好きだから一緒にいてはいけないんですか?」 馨「……だって、この先が…あるわけだし…他に…」 松「他にはいません。この先も、どれだけ会わなくても馨さんのことが好きです。」 馨「…っそ、んなのわかんないじゃん!」 松「いいえ、俺は馨さんのことを好きでいます。」 馨「……それじゃ、ダメ…なの!」 松「どうしてですか?」 馨「君には君の幸せがあって、僕はその幸せを壊したくない!奪いたくない! 松「俺は馨さんといられればいつも幸せですよ?」 馨「なっ…にを言っ…この……や…」 松「…俺のこと、嫌いじゃないんですよね?嫌いじゃないけど苦手…とか…?」 馨「………ある意味苦手かもしれない。」 松「…?」 馨「…苦手でもないよ。」 松「じゃあ、俺のこと好きですか?」 馨「………っ…!!?」 松「…え?」 .
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