プロローグ

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巨大樹の森の中 その中を少し長めの黒髪に黒のマントをまとった少年が走っている だがそのマントはボロボロで表情もどこか疲れているように見てとれる その後ろからは数匹の馬 馬の上には灰色のマントを来た連中が乗っている マントには二本の剣と狼の刺繍を施してある その中のリーダーらしき赤髪の無精髭を生やした人物が喋りだす 「今日こそ捕まえてズタボロにしてやるから覚悟しろよ」 少し間をおいてから少年は答える 「毎回助かってるぜガルドちょっとはどうやったら盗まれないか考えるんだな、盗賊ギルドレッドウルフの名が泣くぜ? しかしアサシンまで引き連れて来るとはな」
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