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―――
槻館くんVS雲野くん
の5点マッチ1on1を和泉と2人でコートの外から見ていた。
雲野くんボールから始まった。
雲野くんの得意とするポジションはSG(シューティングガード)で、外からのシュートを1番得意としているらしい。
雲野くんが急にスピードを上げてドライブで槻館くんのディフェンスに切り込んでいった。が、槻館くんが瞬時に反応して雲野くんのドライブを止めた。
「……くっ」
「和泉の言う通り、槻館くん上手いね」
「でしょ!でも伶くんも上手!あおくんといい勝負してる♪」
槻館くんのディフェンスに反応して少しスピードを緩めたが、そのスピードを無駄にすることのないようにすぐシュートモーションに入った。
それに反応して槻館くんが止めに入った―、のを見て雲野くんは、後ろにのけぞってジャンプ―――そしてシュートした。
「なっ…!」
「フェイダウェイ……!」
パサッ とゴールのネットだけを擦る音がした。
「へへっ……!」
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