助け

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裕太の近くにあったごみ箱を倒して一生懸命逃げた。   顔が痛い、、、。   裸足のまんまかけだした。   うちは涼介の家に駆け込もうとした。   ちょうど涼介が出てきたところだった。   「いやあっ…!」 うちは涼介に抱きついて震えた。   「李穂?!どうしたんだよ、その顔…しかも裸足で、、、」   涼介はうちをゆっくり抱きしめてくれた。   「待てやー!」   裕太がもう来た。   「助けてっ涼介ッ…」   涼介はうちをすばやく引っ張り家の中に入れてくれた。   うちの震えは止まらない。  
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